「かぞく」という言葉について考える
- 2010年04月13日
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ちぃです。
ケントさんに続き、農大の機関紙からの抜粋。
「やかまし東京シェアハウス
― 彼らは、仲間・疑似家族としてお互いを意識し・・・(省略)」
そう言われてみれば・・・。
うちでは度々、「かぞく」という言葉が使われます。
例えば月に1度のミーティングは「かぞく会議」(食費の精算や生活のルール決め)。
年に1度の親睦を深めるのは「かぞく旅行」(みんなでちょっと遠出の旅行)。
みんな宛の一斉メールの冒頭には「ふぁみりーへ」と書くことも。
そんな話をすると多くの人は興味深げな表情だったり困惑顔だったり。
某大学のO教授に関しては「わからん!」と一喝でした。
でも、「かぞく」という言葉はシェアハウスを始める段階から誰からともなく自然と出てきた言葉。
こんな私たちの生活が始まるきっかけとなったやさと農場では、訪れるたびに「いらっしゃい」ではなく「おかえり」と迎えてくれて、私たちが作りたかったのもそういう温かい雰囲気や人との距離感。
そんなことを思ってたら自然と「かぞく」という言葉が出てきました。
(本当の家族と区別するために、こうやって文章にするとき、私は意識的にひらがなにするようにしてます。)
「かぞく」という言葉を使うことによって私たちが得たものもあります。
それは強い団結力。
『やかまし村』でそれぞれが気付き、学び、自分に取り入れたいと思ったものやこと。
そういったものを一つ一つ、8人いれば8倍、お互いがお互いに共有して、私たちの中で出来上がった価値観。
もちろん私たちは本当の家族ではないし、だからこそいつまでもこんな生活が続くとは思ってもいません。
でも、価値観を共有することで、私たちは一つの目標をもった仲間として進んでいくことができました。
それぞれ興味のあるモノやコトは違っても、例え離れて暮らしても、根底にある価値観は同じだから共感できる、応援できる。
それって「家族」っぽい部分なのかな。
・・・なんてことを思っていた矢先、まっきー◎からメール。
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妹の服
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いらないらしくて掘りだしてみたらサイズとか雰囲気とかちぃ仕様だった(笑)
ほしいのあったら言ってね。
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うーん、、、、
なんだか難しく考えちゃったけど、
きっと私たちの「かぞく」っぽさってこういうことだと思います、O教授!
※ちなみに、まっきー◎妹さんのおさがり服、ありがたく頂戴しました。
次の日にはちひからも着れなくなった服ゲット。
末娘ポジションですから。
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