ご近所物語
- 2009年09月27日
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彼らはいつもノンアポでやってきます。
ピ~ンポ~ン♪
宅急便?と思ってインターホンに出ると予想外に響く高い声。
「植えた花の様子見に来ましたー!」
声の主は近所に住む小学生の一団。
やんちゃなMくん、しっかり者のYくん、おとなしめなTちゃんの3人組でした。
久しぶりーと言って門を開けるや否や、挨拶もそこそこに鶏小屋に直行。
Mくん「うおっ、イトーだ」
私「イトーじゃないよ、その品種はゴトウモミジだよ。(おしいっ)」
Yくん「ねーねー、チャボ出していい?」
私「うん、いいけど・・・(ってかもう君の腕の中にいるじゃん!)」
Mくん「ねーねー、今日は男子いないの?」
Yくん「昨日は人いっぱい来てたよね?」
私「・・・」
瞬間的に小学生のアソビバと化すやかましハウスと、一人で対応できるか不安になってきた私。
そもそも彼らとの出会いは、遊んでいたボールが私の部屋のベランダに入ってしまったというマンガみたいな出来事がきっかけでした。以来、鶏と遊んでくれるおにーさんたちがいる家としてちょくちょく遊びに来るようになった彼ら。
庭木の水やりをしてくれたり、大量に買い込んだ食料を運びこんだり、実はいろいろ手伝ってくれてるんだけど、いつもノンアポで大人数で来て、何より元気ありあまる小学生だから大変。
いつの間にか3人だったはずが5人に増えてるし・・・。
ソファに腰掛けながら「家の中入っていい?」って、それ既に事後報告だし・・・。
庭見に来た割には、ソファに座ってDS始める始末だし・・・。
覚悟を決め、とりあえず全員が見渡せるポジションをキープする私。
するとDSに夢中だったMくん、「おれもこれ書きたい!」と指差したのは
やかましハウスの看板
「おれもいろいろ手伝ったんだから、やかましハウスの一員だもん」の一言に、ちょっとキュンとする私。
10月末で出ていくことを伝えると「鶏どうすんの?」との問いに、ギクッとする私(食べるかもなんて言えない・・・)。
そんなこんなで午後の用事も迫ってきたため、彼らにはお帰りいただくことに。
その15分後。
ピ~ンポ~ン♪(本日2度目)
今度こそ宅急便?と思ってインターホンに出ると、妙に聞き覚えのある高い声。
Yくん「遊んでたらケガしちゃった・・・・」
怖がるYくんの切れた指先にマキロン+ばんそうこうの処置を施しつつ、蚊に刺されたという女の子たちに虫よけスプレー+かゆみどめ。
まるで保健室と化したやかましハウス。
でもまぁ、彼らの思い出の中に、近所に鶏を飼って野菜を植えてるオモシロいおにーちゃん、おねーちゃんがいたなぁ、と残ってくれればいいな、と思った日曜の昼下がりでした。
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