シェアハウスの運営方法(新しい仲間「家族」の作り方)
- 2010年06月23日
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「シェアハウスはじめようと思うんですけど、どうやって運営したらいいですか?」と聞かれることが多いので。
2008年12月から、シェアハウスがなくなる!という危機まで乗り越えてきたやかまし東京シェアハウス運営の秘訣です。
1.シェアハウスに対する思いを共有する
生活の中で何をシェアし、何をしないか。シェアハウスでのやりたいこと。をシェアハウスがワクワクするまで話しあう。
やかまし東京では、「やさと農場でとれた有機野菜を使ったおいしい食事を一緒にシェアしたい」という事で家の食費はすべて割り勘になっています。
家で食べても、外食しても割り勘になるので家で食べた方がお得というシステムです。
2.リスクを共有する。
順調に行っている時はいいですが、何かあったときのリスクを共有。
シェアハウス解散の基準、引っ越す時の事前連絡期限、発生費用の支払い、遅延時のルール等。やかまし東京では家賃払わなかったら、やさと農場で強制労働となっております。
今までなった人はいませんが、、
3.意思決定のルールを決める。
何人かで暮らすので、生活感覚の違いやどれぐらいの頻度で掃除するか、等いろいろと違います。そういうそれぞれの意見を聞いて、まとめられる場が必要です。
やかまし東京では月に1回(だいたい第1日曜日の夜)家族会議(シェアハウス住人の会議をそう呼んでいます)を開いてそこで意思決定をしています。
4.シェアハウスのアイデンティティを作る
最後にこれが長く続けるための一番の秘訣。
これがあるならこれまでの3つはなくてもいい!!ってぐらい。
シェアハウスは一緒に住んでいるみんなが仲間(家族)になることができます。
大家さんともめてしまった!シェアハウスが売れてしまった!なんて危機に対してもみんなで一丸となって対応出来ます。
いや、出来なかったら大変です。「お前やれよ」みたいになったら共に生活を作っていくことは難しいでしょう。
だからこそ、シェアハウスで出来る絆は、本当に兄弟・姉妹みたいな、一生モノになります。
(まだ一生かは分からないけど、たぶんみんな実感してると思う。)
まずはシェアハウスの名前を決めましょう。
パンフレットを作る、名刺を作る、看板を作る、見学会をする、シェアハウスの取材をしてもらう、家族旅行をする。
シェアハウスとしてのアイデンティティができて、そこをみんなで守りたい。という思いがあるならばどんな困難も乗り越えられるのです。
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