やかまし村 3月盆景イベントレポート!

  • 2013年04月02日

3月23-24日は2013年第一回やかまし村でしたー!

「自然と暮らしと文化の繋がりを感じる ~盆景作りを通して、自分の森を創造しよう!~」
http://noisyvillage.org/p945/

盆景とは、お盆の上に土、石、苔、草木を配置して、自然の風景を創り出す日本の伝統芸術です。樹木単体から自然の美を想起させる盆栽とは異なり、配置や景色の工夫を凝らすことで自然の風景の美しさを表現します。

自然からのいただきもので成り立つ、私たちの暮らし。
去からのいただきもので成り立つ、私たちの暮らし。

与えられたものに感謝し、受け入れ、それぞれの感性を生かして新しい未来を作る。
今回は、やさとで、やさとの土を使った陶芸で器をつくり、そこにやさとの自然をとりいれて盆景を作ります。

今回陶芸を教えてもらうのは、陶芸家 飯田 卓也 さん。
米国での陶芸活動を展開、その後やさとに移住。自宅をセルフビルド、食料や生活インフラを自給する等、半農半陶生活を満喫されているステキな方!

今回作った器が焼きあがると、次回はその器に、やさとの自然を表現します。。陶芸の空き時間は、自然の中を歩いて盆景イメージづくり!

桜、梅、桃、辛夷(コブシ)、木蓮、連翹(レンギョウ)、沈丁花、三椏(ミツマタ)、木瓜(ボケ)…やさとのありとあらゆる花々が歓迎してくれて絶好の創作日和!

自然の中には、ふと足元をみると、美しいコケや山野草や自然がいっぱい。

夜には、盆景の前ならしとして、自然からとってきた素材から「ペアを組んだ相手を表現する」という企画!

昼にこんなものもとってきています。

初めまして同士も、長らくの付き合い同士も、あえて時間を設けることで今まで知らなかった部分を引き出し、それを感じたままに、目の前にあるものを使って表現する。

素材の使い方も表現方法もそれぞれで、自分の知らなかった面や、人によって感じる印象の違い等がとても興味深く表れるんだねー。

最後に、みんなで、創作に込めた表現を発表するのが、なんかこそばゆくて楽しい!

みんな、ほんとにフツーのメンバーが集まってるのに、超クリエイティブ!

23日の夜はアースアワー。キャンドルライトの薄暗闇の中で、ゆっくりと夜は過ぎていくのでした

朝からは農体験!豚さんもブヒブヒです。

農体験では、秋に収穫したサトイモ、キョウイモの掘り起こしをしました。なかなかの重労働で、終わった後の昼ごはんが美味しかったー。

女子は楽しく親イモ子イモ孫イモのばらし。いいですね。
男子はひたすらせっせとダイコン、サトイモ、京イモの掘り起こし。うおー!

最後はみんなで、とった京イモの土を落としたりヒゲをとったり。ワイワイ他愛ない話をするのも農作業の楽しみだよねー!

自然素材を使って作品を作ること。
すなわち、自然と向き合い、自分と向き合い、人と向き合い、生活や暮らしの中で“助け合うこと”“認め合うこと”で、文化や芸術が成熟してきた過程を全身で体感することができました。

いよいよ第2弾では、やさとの里山に入り、苔や山野草をいただき、盆景を作成します。

新緑と、ぽかぽかと暖かい日差しが気持ちよいやさとで、のんびりゆるゆるとしたGWイベントを楽しみましょう☆初夏の田植え前、全面に水を張った水田に筑波山が写りこむ、この時期だけの幻想的な景色が広がります。 

第二回 2013年5月5日(日)~6日(月・祝)
http://noisyvillage.org/p992/

みなさまの参加をお待ちしております!! 

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